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天牛 [畑]

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柑橘農家を営む上で
敵は沢山います。
その中のひとつ
天牛=カミキリムシ。
こいつの被害は深刻で
最終的には木を枯らしてしまいます。
そのプロセスとしては

成虫が主に木の根元に産卵
       ↓
卵から孵った幼虫は木の中へ
       ↓ 
そのまま長いものでは2年ほど木の中で暮らし
そのあいだ幹を食い荒らします。

我が家は出来る限り、安全な果物を家庭へ
がテーマ。
除草剤も一切不使用。
全ての農園の雑草を草刈機で刈っています。
そうしてさらに木の根元を鎌などを使い深く刈り込みます。
それはこの「天牛」の発見を容易にするためでして
こうして文章にするとサラッとした感じですが
一本、一本の木を手作業なので
根気がいる作業というか
正直、妻と2人でやるのでなんとかできる、
というところでして、一人だったらくじけてしまうくらい
なかなかシンドイ作業なのです。

幼虫のいるサインは根元さえ露出させておけば
比較的発見は容易です。
樹液で濡れたおがくずのようなものが樹皮に着いていれば
その中に幼虫がいます。
僕の場合、マイナスドライバーと針金が駆除道具で
発見次第、まずはマイナスドライバーで
樹皮を剥がしていきます。↓
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幼虫が食い荒らしている部分はボロボロと簡単に崩れていくので
その部分に沿って崩していきます。
すると

幼虫発見↓

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ちょっとわかりにくいですが
この2cmほどの虫が2mくらいはあろうかという立派な柑橘の木を枯らしてしまいます。

根元だけではなく時には枝にも↓

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これら全て手作業!
手間がかかります。
予防としては樹勢が強い木はカミキリムシが卵を産むの避けるとのこと。
樹勢が強いと幼虫が幹を食べると「灰汁」のような成分が出て
幼虫の成長を阻むとのことです。
やはり人間と一緒で植物にとっても抵抗力は重要なものなのですね~。
もっと、もっと樹勢を強くすることを学ばねば。

先日も正体不明の虫?に刺され
足にまるで北斗の拳のケンシロウのような
北斗七星の並びで赤いポツポツが。
しばらく痛みと痒みが続きまいりました。
虫め!!!!!!
小さいくせに恐ろしい連中なのです・・・・・・・・・。




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はじめての運動会! [島暮らし]

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先週末、長女の小学校の運動会がありました。
少し体調を崩していた長女も元気になって、
楽しみにしていたはじめての運動会に出席することが出来ました♪

母も朝からお弁当作りを頑張って(お箸入れ忘れてしまいましたが・・・)
みんなで長女の応援に~。

全校生徒で60人ほどの小さな小学校なので、
都会ではうわさに聞く「場所取り」なんて全く関係ありません。
学校が準備して下さった大きなタープテントの下で、
広々~のんびり~。

各集落からは、老人会の方々も応援にかけつけてくれて、
とってもアットホームな雰囲気です。

しかも、ロケーションも素晴らしい!
朝は少し曇り空でしたが、気づけば晴天。
絶好の運動会日和です!!

なんと愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」も応援にかけつけてくれました♪

生徒数が少ないため、1年生の出番もたくさん!
走るのはのんびりな長女ですが(笑)
徒競走やリレーも、一生懸命がんばりました。

そして、生徒数の少なさをカバーするかのように、
中島小の運動会は、親の出番も多いんです。
最初は、運動会に行くこと自体あまり乗り気でなかったパパ。
「俺は何も出なくていいでしょ~」なんて言っていたのですが、
保護者による地域対抗綱引き出場で何かのスイッチが入ったらしく、
遠目に見ていても分かるほど、一人で超本気(笑)

一回戦は見事勝ち進んだのですが、2回戦で敗退。。。
席に戻ってきたパパは、本気でに悔しそうに、
「悔しい!おれ走りたいんだけど!!」とかブツブツ言ってました。
こどもか!(笑)

パパのお友達Kさんは、お子さんの運動会で肉離れをおこしたそうですが><
うちのパパも、絶対そういうタイプだと思います(笑)

素敵だったのが、3年生、6年生の親子リレー対決!
いつか、長男とパパの対決が見られるのかと思うと、ちょっとわくわくします。
「●(長男)には早く俺を超えてほしい~」とパパ。

午前の終盤には、下学年によるダンスがありました。
曲は、嵐のガッツ~V6のWAになっておどろう!
早起きの長女は、毎朝、学校に行くまえにYOUTUBEでこの曲に合わせて
自主練習もしていました。

これはビデオにばっちりおさめなきゃ!!!と思ったら、
何故か直前になってビデオが故障というハプニングもありつつ(涙)

黒のTシャツに、ピンクや黄色の軍手をはめて、キャップを前後ろにかぶった子供達が
元気に登場しただけで、もう泣きそうTT
本当にみんなとっても素敵でした。
長女も、みんなも、一生懸命練習したんだろうな。
かわいいかわいいこどもたち♪
後半のWAになって踊ろうは親子ダンスだったので、母も一緒に踊りました。

お昼の休憩時間は、長女もやってきて一緒にお弁当♪

午後は、応援合戦からスタート!
応援団って、普通は上級生の有志がやるものだと思いますが、
中島小の応援は、全員でやります。
ちなみに、赤組白組ではなくて、
中島にちなんで「みかんチーム」と「うみチーム」^^
長女はみかんチームです。

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どちらも、本当にとっても素敵で、ドラマチックな応援でした。
6年生の隣で、必死に声を張り上げる小さな1年生の姿たちのあまりにかわいい姿。
上級生達の姿も頼もしく、なによりこうして1年生から6年生まで全員での応援に、
少人数ならではの素晴らしさを感じました。本当に素晴らしい!
最前列で見ていた私は、またしても涙こらえるのに必死でしたTT

小学生すげーよー。
私もここからやり直したいー(笑)

後半戦も、少人数ながら、飽きさせない構成のプログラムが続きます。
先生達もすごいな~!と思わず感心。

上学年の組体操では、
思わず、砂埃にまみれて友達とがんばっていた小学生の私がひょっこり現れて、
タイムスリップしたかのような、不思議な感覚のまま得も言われぬ感動を味わいました。
大人になると涙もろくなるのは、過去・現在・未来。その全てとつながるからかもしれません。

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「かけあがれ いただきへ 島魂で 自分をこえろ」

とても素敵なスローガンです!


そしてその後、最終プログラムで盛り上がっている最中、
私達家族はというと、行方不明になった長男を探して
会場中を探し回っておりました・・・・。

保育園の子にまぎれて、一緒にどこかで隠れて遊んでいたらしいです(汗)
あー、びっくりした(涙)

今年の運動会、
競技優勝はみかんチーム。
応援優勝はうみチーム。

みんな素敵でした!!

こどもたちのキラキラした姿に、感動しまくりの一日でした。
本当に、いい運動会だったなぁ。

帰りの車の中で・・・

長女「ねー、ママー、ひっこしてよかったねー!」
母「なんで?」
長女「みんなやさしいし、うんどうかいもたのしかったし!」

うんうん。それはよかったね。

まだまだ、慣れない学校生活で日々緊張しているのは伝わってきます。
でも、彼女が、彼女のままでいられること。
彼女の秘めたキラキラ輝くものを、見ていてくれる人たちがいること。
本当にありがたいなぁと思います。

少人数ならでは苦労もきっとあるのだろうけど、
でも、きっと素晴らしいこともたくさん。
これから先の小学校生活も、見たことのない長女を見るのも、楽しみです♪

明日からまた学校!がんばれ長女!!




種蒔き。 [畑]


夏野菜もほとんど終わり、
ここ最近はずっと秋植えの種を蒔いていました。

春植えの野菜は、ほとんどおとなりの師匠!に指導して頂いて、
それこそ植える場所まで計算されたものだったのですが、
今回は、販売を視野に入れているたまねぎ以外は私が一人でやっているので、
いささか不安です(笑)
でも、楽しい~♪


なかなか芽が出ず、心配していたたまねぎも、台風接近の雨の後、
一気に芽吹きだしました!!!!おどってるおどってる。かわいいなぁ♪

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ちなみに地面が白っぽいのは、浜の砂をかけてあるからです。
こうすると雑草が抑えられるのだとか。
たまねぎには、海水の散布で甘味が増す!?なんて話もあったりするので、
色々と試してみたいなと思います。

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↑こちらは一番に芽吹きだしたカブ♪

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↑ネギは苗床を作らずに直播で育てるつもりなのですが、、、うまく育ちますように。

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↑今回、蒔いた種色々~。
前回は普通のF1種で育てましたが、自家採取の種で畑が循環していったら素敵なので、
野口の種さん( http://noguchiseed.com/ ) で、固定種を買ってみました。

その他、頂いた白菜、キャベツ、ブロッコリーの苗を定植したところ。
あと、以前物々交換でレモンと交換して頂いた無農薬ジャンボニンニクも
http://wakuwakuijyu.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305099763-1
植えてみました~。無事に収穫できたら幸せなのです。


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↑我が家の屋上テラスから見た畑。
畝が曲がりまくっていて、見るたびにものなんともいえずちょっと気持ちが悪いがまた私らしいのです(笑)

師匠の畝立ての時の、鍬(くわ)の使い方が本当に素敵で、いつもほれぼれと見とれていました。
今やネットで、知りたい情報はいくらでも収集できますが、
生に伝えてもらうものとは、伝わってくる情報の質が違う気がします。当たり前といえば当たり前ですが。
いつか、素敵な鍬さばき?を身に着けたいな。
因みに、好きな農具は鍬と鎌です。たまらなく好きです。どうでもいいですが(笑)

トマト、ナス、ピーマン、パプリカ、唐辛子、オクラ、サトイモ、ゴボウも、
ちょっと元気はないものもありますが、まだまだ収穫出来ます^^

自家菜園にしては充分すぎるほどの畑なので、
これからどう畑を生かしていくかも考え中。
一番奥のスペースに、プール作ってレンコンも植えたいな~。
きのこ栽培もしたいし雑穀も植えたい!

やりたいことの尽きない、田舎暮らしです。

ひろがるひろがる~。




長女とデート♪ [子ども達]

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先日、朝起きると長女の顔に湿疹が。
あれ?と思っていると、翌日にはまぶたが腫れて別人に(汗)
どうもアレルギー症状のようだったので、
長男&次女をパパに任せて、長女と二人で松山の病院へ。

中島には、総合病院はあるのですが、
小児科、ましてやアレルギー科などあるはずがなく。。。
島暮らしで唯一、不便だなと思うのは病院通いでしょうか。
風邪などで病院にかかることはほとんどない我が家なのですが、
今回のように、普段と様子が違う症状の時にはちょっと困ります。

朝一のフェリーには、他にも長女の学校の生徒が乗っていて、
どうやら風邪も流行っているよう。

1時間ほどのフェリーの中では、
長女と二人でオセロしたりして♪
で、負けたりして・・・う、うそだ・・・(涙)

そういえば、長女と二人だけでゆっくり出掛けるのも久しぶり。
子供が3人もいると、
なかなかじっくりと二人で過ごす時間というのがないのです。
だから、早起きさんの長女と過ごす朝の学校までの時間というのが、
今はとっても貴重な時間。

長女とは就学までは自主保育で一日一緒に過ごしてきたので、
小学校に上がってからの忙しさには、まだ親子ともに慣れていないところが
あるような気がします。正直、長女不在の日中、未だに寂しい母です(笑)

むかっている先は病院だけど、いい機会なので、
今日は長女と一日デートだー♪ってちょっとルンルンしたりして。

そんなわけで、病院の後、
帰りのフェリーまで少し時間があったので、
長女と二人で松山でデートしました。
ご飯を食べたり、商店街を手を繋いでぶらぶら歩いて、
かわいいお店を覗いたり。

アクセサリー屋さんや雑貨屋さんでは、
「わ~!見てみて、これかわいい~♪」なんて、
ちょっと前まで赤ちゃんだった長女が、
いつの間にかもうすっかり女子になったものですな(笑)
松山へ出るときにはいつも慌しくて、
目的もなくぶらぶらする時間というのもなかなかないので、
私も久しぶりに女子気分で楽しい時間を過ごしました^^

と、気づけばあっという間に時間が経っていて、
「デパートの玩具売り場で、何か買ってあげること(BY パパ)」
という最終ミッションをクリアすべく、慌てて駅のデパートへ。
小さな玩具屋売り場で、時間もなく、目当ての玩具を見つけられなかった長女。
結局は隣の本屋さんで、付録付の本を買って、
ダッシュで電車乗り場まで!!!!!!

セーーーーーーーーフ!

この電車を逃すと、次は2時間後のフェリーになってしまうので、
ホッと一息。

結局、夏休み明けの疲れも出て、風邪っぽく、
学校をお休みしている長女ですが、明日はいよいよ運動会。
おっとりさんの長女はかけっこも予想通りのんびりなようですが(笑)
ダンスなど毎日運動会の練習をがんばってしているので、
「うんどうかいは、ぜったいいく!」と意気込んでおります。
明日にはどうか元気になりますように。

因みに、結局、今回の病院の診察では、
湿疹やまぶたの腫れの原因はハッキリしなかったのですが、
運動会の準備で使用している、ラインにかぶれた可能性もありそうです。
昔の石灰ではないようなのですが、肌の弱い長女は反応してしまったのかも。
そうなると、チョークの粉も疑わしいし、、、(長女は2学期、黒板消し係なのです。)
そういえば母も学生時代チョークの粉で目が痒くなってました。
症状が出た時より少し前ですが、家の畑で石灰を撒くのを手伝ってくれたこともあったし。
はたまた、何かの植物か。猫なのか・・・。
疑わしいものをいくつかピックアップしてアレルギー検査もしてもらいましたが、
何か原因が分かるといいなぁ。
2年前に採血した時には号泣して叫びまくっていた長女でしたが(笑)
今回は小学生らしく、ぐっとこらえました!えらい!!
あの泣き虫でビビリの長女が。成長したなぁ。

いよいよ明日。
小学校1年生にして、初めての運動会です。
ドキドキするね。楽しみだね。

がんばれ、長女!

ママもお弁当つくり、がんばりまーす♪

烏賊*イカ*烏賊*イカデビュー! [島暮らし]

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↑いつもの海の綺麗な夕日

昨日、わたくしデビューいたしました。
イカ釣り、エギング!
川釣りしか経験のなかった僕にとって
こちらへ来てから始めた
海釣りの食べる楽しみはまた格別なわけですが
それでもアジやメバルを釣っているときは
純粋に「釣る喜び」を感じながら釣りを楽しむ部分も
ありました。
アタリがあったときのあの ググッ、ブルル、とくる感じ
竿がしなり、リールを巻き上げるときに伝わる
魚の重さ。
あれはなんと表現したら良いのでしょうか。
それはまるで
意を決して思いを伝えた相手から
「OK」をもらったときの様な(笑)
はたまた
ダイドーの自動販売機で
「アタリ」になり商品のランプが点滅しだす瞬間の様な(笑)
そんな感じでしょうか。
兎に角にもそれは素晴らしい瞬間なのです。
なので釣った後にありがたく食するとしても
食い気だけではなくその喜びを感じたいがために
僕は釣りをするわけです。

が、
このエギングは今まで僕が経験した釣りとは
100パーセント違います。
釣りながら醤油とわさびを傍らに置いておきたいくらいです。
釣る喜びとか
全くないです(笑)
そこにあるのは
言い切ります。
食欲だけでございます(笑)
昨日のデビュー前、
友人からアオリイカ、四国地方ではモイカというのですが
を頂きました。
先日のブログでも書きましたが
これが人格が変わるほど美味しく
形容詞が見つからないほど
ただ美味しい、としか言えないお味。
僕は母からは
「味のわからない男」と呼ばれ
また妻からは
「違いのわからない男」と呼ばれています。(笑)
その僕でもわかる、
美味しさ。
あの美味しさが脳から離れず、
釣りをしていても同時に舌なめずりをしているイメージで
食材そのものにここまで魅力を感じたのは
初めてです。
アオリイカ、凄いっす!


そんな僕のエギングデビューは釣りはじめの10分くらいでかかった1杯。
ですがこの日、エギングを教えてもらった友人に5杯の烏賊をもらい
大喜び。
普段は自分の釣った数にそれなりのプライドめいたものがあり
自分が釣れず、釣れた人からありがたくも魚を頂いても
どこか喜べない自分がいたのですが
そんなケチな自尊心は食欲の前に完全に敗北し
ウキウキしながら帰宅。
できれば子供たちにも烏賊があることを内緒にし、
自分だけで食べたい、
そんな願望すら感じてしまいました。
よっしゃ釣るぜ~!
この時期、農家をやめて漁師になりたいくらいでございます~

↓ピンボケですが初獲物です
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台風一過 [島暮らし]

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台風も無事過ぎ去って
島は台風一過。
瀬戸内海は晴れ渡ります。

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各種振込みをしに島の中心街の大浦へ。
振込み終了の後は、リサイクルセンターへ
あらかじめ積んでおいた粗大ゴミを捨てにいきます。
中島では30キロまでのゴミの持込は無料。
これは助かります。

そのあとは島を左回りに自宅へ。
子供たちは家で留守番だったので
妻と二人、緩やかに。

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東京に住んでいた所は
東京とは名ばかりの(笑)
西の外れでした。
でもいいところで
マンションの廊下からは茶畑が見えました。
その向こうに見える奥多摩の山々との
奥行き感は
晴れた日など本当に気持ちよく
喫煙していたころなどは
タバコなどを吸ってよい気分でした。
そんな、僕にとってなじみのある茶畑。
島では茶畑の向こうには
青い海が広がっているのです。

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勾配45度 [畑]

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ここは瀬戸内、忽那諸島の主島「中島」。
島のいたるところ、ミカンを中心とした柑橘の畑でいっぱいです。
畑は平地のみならず、山間部をパッチワークのように切り開いて
斜面にへばり付くように存在しており、
その斜面の向こう側に見える海との、青と緑のコントラストは
日本の原風景の一つといっても良いほど、この瀬戸内の象徴的な
風景と思います。
この斜面にある畑。
眺めたり、写真に収めたりするだけならば
美しく、優雅で、やさしげであったりするのですが
そこで農作業をやるとなると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

遥か昔NHKのニュース番組だったでしょうか。
急斜面にある畑でリポーターが取材をする場面がありました。
先を行くお爺さん(年齢は忘れましたが間違いなくご高齢の方でした。)が
飄々と畑へと続く急斜面の農道を徒歩で歩いていくとき、その後に続く若いリポーターが
息をハアハアと切らしながら
「すいません、畑はまだですか!!!!」
というシーンを見ました。
そのときは、やらせというか
(何をおおげさな)的な感じでテレビを見ていました。
が、、
きついです、斜面。あれは恐らくやらせではなかった。
大げさでなく平地でやることの3倍、4倍
やることなすこと、辛く感じます。
タイトルに勾配45度と書きましたが、実際に僕が作業をしている畑の
勾配が45度であるかは計測していないので正確な数字ではありません。
勾配45度というと実際はもの凄い勾配に感じると聞いたことがあります。
それを表現したく、タイトルに45度と書いてみたのです。
実際、急勾配の畑に立ってみると自分の身長も加算されるため
イメージとしてはかなり「垂直」に近い感じになります。
僕が一番きつく感じるのは、草刈機を使用した草刈。
両手を機械に取られるため、ほぼ両足だけで勾配に対し
踏ん張らねばならず、これを3~4時間続けていると
だんだんと足が「笑って」くるといいますか、力が入らなくなってきます。
ほんの少しの足場が見つけられれば少し休みながら
作業が出来るのですが、場所によってはひたすら「斜め」な斜面
(斜面とは基本斜めなのですが、その中にも平らな部分も所々あるのです)
もあるのでそんなときは足も滑り、手を使うこともできず、
平地ではなんてことのない動作が、身体中重りをつけたようになって
非常に体力を使います。
特に真夏の草刈は大量の汗(サウナに入ったときに近いように感じます)
をかいて、それ自体が体力を奪うため辛さが倍増します。
と書くと何も良いことがないようですが・・。

先輩農家の誰に聞いても
「美味しいのは斜面のみかん」
とおっしゃいます。
水はけ、日当たりが平地とくらべ良いのがその理由のようです。
果物にとって「美味しい」という要素は安全であることと並び
大事な要素だと思います。(商品にすることにおいて)
なのでそれを聞いてしまうと
やはり「頑張ろう」と思ってしまうのもまた事実なのです。
それと
急勾配の畑のあとに平地の畑で作業をすると
もう嘘みたいに「ラク」なのです。身体が軽いのです。
なので自分の中での体力的なハードルを上げておくためにも
この辛く、きつい(笑)急斜面での作業は必要なのかなとも思います。

先日草刈の作業中、
チクチクするなぁと思い、手を休めると
もの凄い量の
コセンダングサ、通称「ひっつき虫」の種が身体中にひっついていて
思わず
「ぐわーー!!」
休憩がてれらチマチマとそれらをつまみとる羽目に。
こいつら、中島で一番キライです・・・。









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三人寄れば文殊の知恵 [子ども達]

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我が家には三人の子どもたち。
三人寄れば・・・・・・。
うるさい、うるさい。
仲良く遊んでも、ケンカをしても、
どっちにしろうるさいのです。
子供3人に対して親は2人。
彼らの勢いは止まることを知らず、
時として制御不能。
家において静かな時など
子供たちが寝静まり、僕達が眠りに着くまでの短い時間だけ。
うっとおしさ満載の子供たちではありますが
日々、元気でいてくれること。
これに勝る親孝行は無いわけでありまして、
その面において親として、毎日喜びをプレゼントされているようで
素直に感謝。
日々、気力体力は使うものの
同時に安らぎと満足を感じさせてくれる子供たちは
やはり僕にとって天から使わされた、
文字通り天使なのであります~。

今の世の中
便利に、裕福に、贅沢になって
そこから生まれた「余裕」を元に
個人の能力を伸ばすことに
誰も彼も、一生懸命な気がします。
生命である以上はもちろんそういうことも大事だと思います。
が、人間であるからには弱肉強食に終始して
幸せは得られるのでしょうか。
あまりに色々と恵まれすぎてしまうと
そのこと自体が他者と深く関わり合うことの障害となり
エゴイズムの満足と引き換えに失うものが多々あるのではと思います。
個人の能力など低くて良い。
極論ですが、最近はそう思うようになりました。
点数で言えば50点くらいの人間で丁度よいのではないのでしょうか。
それなればこそ足りない50点を真剣に他者において探そうという
旅が始まるのではないかと。
一人で100点をとってしまえばある意味安全なような気がします。
そこには決して他者とすれ違うこともなく、傷つくこともない世界があるのかも知れません。
まあ僕の様な凡人には分からない世界です。

子育てをしていると良いことばかりではなく
早くもその子なりの「歪み」が見えてきたりします。
親としてはやはり修正、矯正したい。
ですが、フッとそれは僕の役目ではないのかな、などと思います。
その歪みはその子の「個性」と受け取ることによって
いつか来たるべき時に大切な他者との「架け橋」になる部分なのかもと。
長所と短所は裏表であり水面下でバランスを取っているわけで
長い目で見ると短所は様々なチャンスを孕んでいるようにも感じます。
なので父親としては何かをしてあげる、的なことはあまり意識せず
自分自身が「楽しく」生きることにフォーカスするように心がけています。
親が楽しく生きることは子供にとってビタミンに近い働きがあるのではと思ったりするので。

人間にとって「好きになる」ことは大事だと思っています。
好きな男の子の事でもいいし、絵を描くこと、人と話すこと
とにかく好きになることによって全ては始まり、広がっていくのかなと。
僕の脳みそなどは好きなことに関しては異常なほどの記憶力を示しますが、
興味のないことや嫌いなことなど全くと言っていいほど覚えられません。(笑)
受験戦争には役に立たなかった僕の脳みそですが
これで良いのです、結論として。(笑)
なので子供たちにもゆっくり、自分のペースで大好きなことを見つけて欲しいな、
と思うのです。






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リモンチェッロ仕込みました。  [島暮らし]


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先日、お客様から送って頂いたリモンチェッロの話をちらりと書きましたが、
この送って頂いたリモンチェッロに使用されているレモンは、
台風で折れてしまったレモンの枝になっていた、まだ青い赤ちゃんレモンでした。

台風よりさかのぼること数ヶ月前。

リモンチェッロを作るため、摘果の未成熟レモンを探しているという方からご連絡を頂いたのですが、
その時期の中島のレモンは、まだ摘果にも早い小さな小さなレモンで、
他の農家さんにもあたってみたのですが、残念ながらその時はお力になれませんでした。

その後、台風で枝が折れて落胆していた時、その方のことを思い出し連絡をしたところ、
まだ探していらっしゃるということで、そのレモンを使っていただくことが出来たのです。

本来ならば、お客様の手に渡ることもなく、土に還っていたであろう赤ちゃんレモンが、
こうして、お客様の手によって新たな命を吹き込まれ、
生まれ変わって島に帰ってきてくれたことが、本当に本当に嬉しく、感動しました。

それもまあ、えらい大人になって(笑)

このお酒、甘~くてとっても美味しいのですが、
かな~り危険な香りがします(笑)
飲みすぎたら大変ことになりそうです。。。

リモンチェッロと一緒に、皮のシロップ漬けを使用したビスコッティも同封して頂いたのですが、
これがまた大変に美味しく♪
他にも、皮だけでなく、白いわたや皮、実、種、、、
レモンを丸ごと大切に使っていただいたというお話を聞いて、
本当によい方にお譲りすることが出来たと、心から嬉しく思っております。

リモンチェッロといえば、黄色いレモンでもモチロン作れるのですが、
この緑のリモンチェッロは、
イタリアの家庭の庭にあるレモンの木から育たないであろう
摘果したレモンの赤ちゃんで作ったのが始まりでは?と言われている方法なのだそうです。
イタリア本国でも、今では緑のレモンで作る所は殆ど無いのだとか。

私達は、黄色のリモンチェッロを飲んだことはないのですが、
このお酒に、酸味が全くないことで、
レモン=すっぱい!ではなく、この、皮に含まれる豊かな香り成分の素晴らしさを
再認識して、改めて、皮まで使える国産レモンの素晴らしさを沢山の方に
知っていただきたい!!!!という気持ちでいっぱいです。

ちなみに、このリモンチェッロを作ってくださったお客様曰く、
当農園のレモンにはリモネンと言うレモンの皮に含まれる精油・香り成分がとても多いのだそうで、
今までで一番美味しいリモンチェッロが出来たと、大変喜んで頂けました。
本当に嬉しいです!!!

とまあそんなわけで、リモンチェッロ、があまりに美味しくあっという間に完売してしまったので、
早速、我が家でも仕込んでみました。ふふ♪

96℃のスピリタスウォッカ500ML×2本に、
樹勢の弱まっているレモンの樹から摘果した青い赤ちゃんレモンの皮の、
緑の部分だけを漬けました。

あっという間に、綺麗な緑色に!!!うわわ~。うっとり。

因みに、左にうつっているのは、今期最期の赤紫蘇ジュースです。
普段はぐつぐつ煮込んで作っていたのですが、
今回は水を一切使わず、砂糖で漬けて酵素シロップにしてみました。
もちろん、冷凍しておいたレモン果汁もたっぷり加えて♪
これがまた、、、、うんまーーーーっ♪
煮出すより、ずっと美味しいですよ!!煮出して作っている方是非お試しあれ。
そして、これも本当に美しいのです♪この色が見たくて毎年作ってます。

リモンチェッロは、この後しばらく寝かせた後、
砂糖+水で作ったシロップを足して、さらに寝かせて完成!のようです。
早く飲みたーーーい。まだかなまだかな。


イノシシパトロール [島暮らし]

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昨日はイノシシパトロール。
S家K一さんの助手席に乗って、無線機を片手に島を一周します。
罠がしかけてあるポイントに車を停めると、そのポイント、ポイントに
割り振られた周波数にダイヤルを合わせます。
60~70箇所くらいあったでしょうか。
一時間くらいかけて島を一周し、無線機も沈黙のままで
さあお疲れ様~のはずが
終了報告の電話で昨日の夜に罠にかかったイノシシがいるとのことで
急遽、再度大浦港へ向かいます。
大浦へ着くと担当のNさんもいらしていて
早速イノシシの写真撮影。
15キロくらいの子供のイノシシ。
尻尾を切断し(駆除の証拠として使用)K一さんの軽トラへ。
四本の足を「ぐわし!」と思い切って掴み荷台へ乗せました。
初めてのイノシシの死体運搬。
体験する前はあれこれ考え込んでしまう僕ですが
昔から本番になると、自分でも驚くほど肝が据わり
今回もむしろ淡々と運搬、指定場所への埋葬と作業をしました。
やはり死んだ個体というのは生命というより
「物」に近い感覚でした。

今度こそお疲れ様~と家に戻り、
少ししてから
妻と子供たちは料理教室へ行ってしまいました。
ネットでハイハット&ライドシンバルを物色中、
K一さんから着信が。
出てみるとまたもや一頭追加ということで、再出勤!
同じ作業をもう一度繰り返しです。
二匹目もやはり子供のイノシシ。
おそらくはこの春生まれたイノシシで警戒心が薄いため
罠にかかりやすいとのこと。
去年だけで400頭以上のイノシシを駆除。
それでも増え続け、我が家の畑でも極早生の温州みかんを
早くもやられました。
生まれて3~4年経つと子供も産める様になるとのことで
その繁殖力
「ネズミと一緒だよ」とK一さんが仰っていました。

結局この日はこの二頭を駆除。
血の着いた荷台を洗い流し、血の着いた軍手をゴミ箱へ捨てました。
先日行った「とべ動物園」の動物たちは、見世物になることで
生存競争から開放され、自由と引き換えに息絶えるまでの安住を
約束されていました。
その昔は動物園にいる動物が悲しく見えて
自分まで憂鬱になることもありましたが、
こうしてイノシシを実際に駆除してみると
動物園で暮らす動物たちの生き方も悪くは無い、一つのライフスタイルではないか
と素直に思うようになりました。

ちなみにイノシシは皮をむいてミカンを食べます。
食べられた後の畑を見るとまるで畑で誰かが(人間が)
休憩でもしてその時にお茶請けにでもして
食べたようなそんな感じです。
しかも美味しくなる時期を知っていて熟していない
果実は食べません。
ホント、ずうずうしいのですよ・・・・・・・・・。
ただ今、対抗策を講じておりますので
効果があればこのブログにもアップしようと思っています~


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